JR東海ホテルズ

MANAGEMENT ホテルビジネスマネジメント キャリアデザイン

ジェイアール東海ホテルズの人材戦略

選ばれ続けるホテルであるためには、すべての社員がそれぞれの能力を最大限発揮し、生き生きと働くことが重要だと考えています。なぜなら、ホテルにおいては「人」そのものが付加価値を生み出し、それをお客様にお届けしていく大切な存在だからです。ジェイアール東海ホテルズでは、充実の研修制度や様々なライフイベントに寄り添う各種制度を通じて社員をバックアップし、それぞれが成長しながら長い期間にわたり輝ける環境を整えています。

キャリアプラン

多彩なスタイルのホテルを運営する私たちの会社では、ジョブローテーション制度により、ホテル間、部署間の異動を積極的に行っています。本人の希望や適性を考えながら、数年ごとに配置転換を行い、それぞれに合ったキャリアプランを構築します。さまざまなホテル形態、地域性、お客様の属性を経験し、多様な視点を持った人材として成長することが会社の力になると信じているからです。地域が変われば、お客様や共に働く仲間も変わります。時には従来のやり方が通用せず、壁にぶつかることもあるでしょう。その経験が必ずあなた自身の力にもなるはずです。

研修体系

入社後はさまざまな研修を用意し、社員の成長を積極的にバックアップしています。

新入社員研修

約2週間の集合研修、現場配属1ヶ月後のフォロー研修で、社会人として、ホテルパーソンとしての基礎を構築

階層別研修

2年目からベテランまで、それぞれの階層で求められる姿勢やスキルについての研修

例)2年目フォローアップ研修/3年目ブラッシュアップ研修/中堅社員研修/チームリーダー研修/管理職研修など

  • ※3年目までは必須、4年目以降は昇格時やエントリー式で受講
基礎力向上研修

サービススキルのブラッシュアップ等、業務に直結する内容をエントリー式で受講

例)英語・中国語研修/ワイン・ウイスキー・カクテル研修など

コンプライアンス研修

ジェイアール東海ホテルズの社員として守るべきルールを伝えるための研修

例)個人情報保護、メニュー表記、ハラスメント、労務管理、防火・防災等

語学習熟補助制度
  • 英会話スクール受講料優待
  • 英会話スクール受講費用補助

など

キャリアステップ

全般職
担当
キャプテン・スーパーバイザー
アシスタントマネージャー・係長
マネージャー・シニアマネージャー・副支配人・課長代理
支配人・課長・室長
部長
総支配人
調理職
担当
チーフ
副料理長
料理長
総料理長

社員の声Employee Voice #01

名古屋マリオットアソシアホテル
宿泊部 フロントオフィス課

齋藤 佑実 [Yumi Saito

2007年入社
文学部 英米文学科卒

すべての経験が「私」をつくる

現在までのキャリアの経歴

入社して宴会部宴会サービス課、その後に婚礼営業課へ異動し、現在は宿泊部フロントオフィス課に勤務しています。宴会サービス課では、手荷物預かりを行うクロークのほか、会場設営や料理の配膳を行うサービスの仕事を、婚礼営業課では結婚式・披露宴の打ち合わせを担当しました。フロントでは、チェックイン・チェックアウトや電話応対など業務は多岐にわたります。どの業務においても、お客様のご要望を読み取り、しっかりとコミュニケーションを取ること、また笑顔で丁寧な接客を心がけてきました。

育児休職を経て抱いた想い

当社は独自の制度で3年間の育休が取れるので、私は3年弱の育休をいただきました。職場復帰して改めて感じているのは、仕事は、プライベートの生活では得られない知識や経験を得る貴重な機会だということです。また、小さいお子様連れや妊娠中のお客様のケアなど、自分が育児を経験したことで、よりきめ細かい心配りができるようになったとも思っています。子どもを保育園に預けているので、送り迎えなどの関係で時間の融通があまり利きません。そのため、今まで以上に自分の業務の時間配分を考え、スピーディーに仕事に取り組むことを自分に課しています。

これからチャレンジしたいこと

私が入社した当初は出産以降に仕事に復帰される方はまだまだ少なかったと思いますが、数年のうちに、だんだんと復帰される先輩方が増え、「育休を経ても、また仕事に戻ってくることができる!」と勇気づけられました。現在は、産休・育休を経て活躍し続ける方がほとんどで、環境は大きく変わってきています。職場の方々に多くの配慮をしていただいている分、自分自身の経験を活かして、効率的でみんなが働きやすい環境づくりを考え実現することで、職場に貢献したいと思っています。

  • ※本記事の内容および所属部署などは取材当時のものです。

社員の声Employee Voice #02

名古屋マリオットアソシアホテル
料飲部 料飲洋食調理課 ミクニナゴヤ調理

瀧 正太朗 [Shotaro Taki

2003年入社
調理専門学校卒

様々な調理場でのキャリアが
「夢」につながる

現在までのキャリアの経歴

宴会部門とレストラン部門でのキッチン業務経験があります。宴会キッチンではフォンやスープ・野菜など温かい料理を担当していました。基本になる仕事に毎日真剣に取り組む中でプロ意識を学び、さらに大所帯で働くことで調理場における信頼関係の大切さを学びました。ミクニナゴヤでは主に前菜を担当しています。ここでは特に、高いクオリティーの料理を作ることが求められます。自分が仕事で納得できるよう常に心がけて、前向きに働いています。

海外研修を経て習得できたこと

私の将来の目標は料理長になって活躍することなので、さらなる知識と経験を積むことが何よりも必要です。会社の制度で、1ヵ月間フランスに研修に行かせていただくチャンスがあった際には、真っ先に手を挙げました。フランス研修で習得できたことは、美味しくてスタイリッシュなさまざまな料理と、その料理を作る料理人の考え方です。フランス人の料理への情熱は実に素晴らしいもので、それを肌で感じ学ぶことができました。そして、働く環境や文化の違いなどさまざまな壁を乗り越えました。何事にも挑戦していく姿勢は大切なことだと考えています。

これからチャレンジしたいこと

新しい料理を創作するのは大変なことですが、料理に対してチャレンジ精神を常に忘れることなく、良いものはどんどん取り込んでいこうと思っています。また、素材の仕込みや仕上げの方法、ソースのバリエーション、素材の組み合わせなどを今より深く勉強することで、より美味しいフランス料理を生み出したいです。その他にも、フランス語のメニュー表記が美しく正確にできるように語学ももっと勉強したいと思います。

  • ※本記事の内容および所属部署などは取材当時のものです。